「管弦楽部定期演奏会」が開催されました。
7月30日(火)「ふくしん夢の音楽堂」にて、「橘響(きっきょう)」こと「橘交響楽団(橘高校 管弦楽部)第22回(通算第66回)定期演奏会」が開催されました。当日はお暑い中、約700名もの皆様にご来場いただきました。ありがとうございました。また、保護者の皆様や橘響OB・OGの皆様には、受付等をお手伝いいただきました。今回の「定期演奏会」の開催にあたり、ご支援ご協力を賜りました全ての皆様に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今回の「定期演奏会」のポスターとチケットのデザインは、全て部員たちが自ら考えたそうです。シンプルで落ち着いた、とても素敵な作品となっています。
「定期演奏会」は、パイプオルガンのステージから鳴り響くファンファーレで幕を開けました。
第1部は、C.サン=サーンス作曲 歌劇「サムソンとデリラ」作品47より バッカナールです。指揮を務めるのは、顧問の齋藤公孝先生です。
齋藤先生の指揮に導かれ、部員たちは息の合った演奏を披露しました。
続いて、管弦楽部部長の相澤陽向さん(3の5)が部員たちを代表して挨拶し、ご来場の皆様へ感謝の気持ちを伝えました。先生方と相談して部員たちをまとめながら、今回の定期演奏会でいかにして聴衆の心を打つ演奏ができるかについて、一生懸命考えて練習を積み重ねて来たそうです。その努力は、必ず実を結ぶことでしょう。
第2部は、P.I.チャイコフスキー作曲 バレエ組曲「白鳥の湖」 作品20よりの4曲です。指揮は、顧問の亀岡亮一先生です。
亀岡先生の情熱がこもった指揮による迫力あるオーケストラの演奏に、会場は圧倒されました。
演奏終了後、亀岡先生と部員たちへ、会場からは万雷の拍手が贈られました。
そして第3部は、A.ドヴォルザーク作曲 交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」です。指揮は、顧問の小林 悟先生が務めました。
名曲「新世界より」の第1楽章から第4楽章までの長大なシンフォニーが、部員たちの手によって奏でられます。
小林先生の情熱溢れる指揮により部員たちが創り出す「橘響サウンド」を、会場は心ゆくまで堪能しました。
第4楽章終了後、小林先生と部員たちへ向けて、会場からは賞賛の拍手喝采が贈られました。
小林先生は、素晴らしい演奏を最後までやり切った各パートを丁寧に紹介し、部員たちは客席からの拍手に応えました。
続いて、指揮を担当された3名の先生方と3年生の代表生徒たちへ、部員たちから感謝の気持ちを込めて花束が贈呈されました。
花束を受け取った3年生たちも先生方も、とてもうれしそうな良い表情をされていました。
会場からのリクエストに応えてアンコールの1曲目は、小林先生の指揮によるチャイコフスキー作曲「くるみ割人形」から「花のワルツ」でした。
再び、会場からの拍手喝采に応えます。
そしてアンコールの最後は、本校青春歌「マイロード」でした。指揮は、齋藤公孝先生です。
最後、会場からの大きな喝采を浴びて、今年度の管弦楽部定期演奏会は終了しました。部員たちには、最後までやり切った充実感が満ち溢れていました。
管弦楽部の生徒の皆さん、顧問の小林 悟先生、亀岡亮一先生、齋藤公孝先生、谷津文子先生、今年度も素晴らしい定期演奏会をありがとうございました。3年生部員の皆さん、3年間の部活動の集大成、見事でした。本当にお疲れ様でした。
また来年の定期演奏会も、楽しみにしています。