お知らせ

「小教研・中教研」を見学させていただきました。                    

 

 本校では昨年度より、「県立高等学校普通科における特色あるコース制」として、「教育コース」「医師を含む保健・医療コース」の二つのコースを導入しています。

 今回は、「教育コース」における取組みとして、今年度より「教育コース」が導入されている福島東高校と一緒に、福島地区「小学校教育研究協議会」「中学校教育研究協議会」を見学させていただくことになりました。趣旨に賛同して、快く高校生を受け入れてくださった小学校・中学校の先生方に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 本校からは、1・2年生の「教育コース」希望者から約10名、福島東高校からも約10名の生徒たちが「小教研」・「中教研」に参加しました。

 7月24日(月)は、「小教研」「国語部会」(教育会館)・「音楽部会」(ふくしん夢の音楽堂)・「図画工作部会」(清水小学校)・「外国語活動部会」(野田小学校)を見学させていただきました。

 参加されている多くの小学校の先生方の前で挨拶をしたりなど、少々緊張する場面もありましたが、これも将来教員を目指すため必要なワンステップです。 

  小学校の先生方と一緒に、様々なアクティビティーにも参加させていただき、参加生徒たちは楽しみながら見学をしていました。

  今回の見学では、参加生徒たちがそれぞれ担当の先生方に連絡をさせていただき、見学についての依頼を行いました。何事においても、自ら主体的・自主的に動くということは、とても大切です。

 実際に、自分が卒業した小学校あるいは中学校が会場になった生徒もいて、懐かしい思いがあったようです。 

  また、参加した部会の中に、自分が中学時代にお世話になった担任の先生や授業を受けた先生がいらっしゃって、旧交を温めるという場面もありました。

  7月25日(火)は、「中教研」「理科部会」(松川学習センター)・国語部会(清水中学校)・「数学部会」(北信中学校)・「英語部会」(福島第三中学校)を見学させていただきました。

 恩師の先生により、参加生徒が中学時代に授業で行ったプレゼンテーションの映像が紹介されるという、微笑ましいサプライズもありました。

  生徒たちは普段、授業や部活動等での先生方の姿しか見ることができません。しかし先生方は、生徒が知らないところで、研修会に参加したりなど絶え間ない自己研鑽を続けています。今回はそんな先生方の、普段は見ることができない姿に触れることができ、新たな発見があったようです。

  参加生徒たちからは、「少し難しいところもあったが、先生方が優しくて楽しく参加することができた」などの感想が寄せられました。

  「体験こそが物事を知る最良の手段」であることは、言うまでもありません。

 今回の見学は参加生徒たちにとって、まさに貴重な体験の場となったようです。小学校・中学校の先生方、本当にありがとうございました。 

 来年度は、さらに多くの生徒が参加を希望してくれることを期待しています。