お知らせ

学校の風景(その9)                    

 

 先日、理科の和田諒子先生の「化学基礎」(2年生)の授業を見学させていただきました。

 授業では、「キュウリの塩もみ」の写真のスライドが投影されて、和田先生は、「なぜキュウリがしんなりするの・・・?」という発問をされました。生徒たちは周りと相談をして、いくつかの推論を発表しました。

 その後スライドを使って、「細胞壁」などの用語が用いられて、「なるほど・・・」と納得がいく科学的な説明がなされました。

 次は、「キャベツの千切り」のスライドが提示されて、「水に浸すとなぜキャベツがパリッとするの・・・?」という問いでした。生徒たちはまたいくつかの推論を立てて、それに対して分かりやすい解説がなされました。

 日常生活における身近な現象でも、全て科学的根拠に基づいて発生していることが分かりました。好奇心を満たしながら多くのことを学べる、とても楽しい授業でした。