お知らせ

「コース制に係る講演会(1学年)」が行われました。                    

 

 5月15日(水)、1年生を対象に「コース制に係る講演会」が行われました。

 本校では、「県立高等学校普通科における特色あるコース制」として令和4年度に県教育委員会から指定を受け、「教育コース」「保健・医療コース」が立ち上がり今年度で3年目となります。本校における「コース制」では、特別な入試やクラス分けは行っていませんが、「3年間の教育プログラム」として、両コースの希望生徒を対象として様々な取り組みを行い、生徒たちの進路意識を高めて進路希望実現へとつなげています。1年生については、入学当初全生徒を対象として、両コースに係る講演会を実施しています。

 今年度、「保健・医療コース」については、いわき市にある医療創世大学から看護学部看護学科 成人看護学 准教授の大野明美先生をお呼びして、看護を中心として我が国の医療の現状等について、お話をお聞きしました。

 大野先生からは、看護師としてのこれまでのご経験等、身近で具体的なお話をお聞きすることができ、1年生たちは真剣に耳を傾けていました。

 「教育コース」については、福島大学 人間発達文化学類の神山真由先生をお呼びしました。神山先生は、ご専門である教育行政の視点から、「学校はだれでも『学べる』ところか?」というタイトルでご講演をしていただきました。

 ご講演では、外国籍生徒の割合など本県の学校教育の現状と課題についてお話をお聞きすることができ、生徒たちは神山先生からの問い掛けに対して互いに話し合いをして答えを模索しながら、熱心に参加していました。

 大野先生、神山先生、大変貴重なお話をありがとうございました。

 1年生の皆さんについては、2年次からの文型・理型の選択を皮切りとして、自分自身の進路についてこれから様々な選択をしていくことになります。本日のお話を参考として、これから少しずつ、自分自身の進路希望を具体化していきましょう。